発達障害

発達障害・教科別おすすめ教材20選!家庭で対処できる学習支援!!

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「発達障害を持つ我が子に合った学習支援の方法が分からない」**

「普通の教材では学習効果が見込めない」

「どのような教材を渡してあげれば勉強が捗るの?」

 

このように発達障害を持つお子様に合った学習支援教材を探す親御様は少なくありません。

 

自身のお子様に最適な学習支援を提供してあげたいと感じる気持ちは親心として当然のことと思います。

 

近年、発達障害に合わせた学習支援教材はたくさん開発されています。

しかし本当に効果的な学習支援教材が分からなければ、購入をためらってしまう気持ちもありますよね。

 

そこで今回は中学校教員として発達障害を持つ生徒に向き合ってきた経験を持つ筆者が、教科ごとに効果的な学習支援教材を解説していきます。

 

発達障害の子どもに合わせた学習支援教材の重要性

教材を紹介する前に発達障害に合わせた学習支援教材の重要性について少しだけお話をさせてください。

 

全ての人には得意と不得意があります。

これは発達障害を診断されている子供にも、そうでない子供にも当てはまることですね。

 

そして発達障害を持つ子供は得意と不得意の差が大きいと一般的には言われています。

 

学校の教材は「普通と定義されていることを普通にできる能力がある子供」用に作られています。

そのため「普通と定義されていることが普通にできない子供」には適していないと言えるのです。

 

学校で普通と定義されていることとは

 

  • 学年相当の漢字が読める・書ける
  • 学年相当の数字が計算できる
  • 50分間の授業を集中して聞くことができる
  • 人と話し合うことができる

 

といったものがその例です。つまり学校の学習教材である教科書などは上記のことができる子供が使うことを考えて作成されているのです。

 

では字が読めない子供がその教科書を使用できるでしょうか。授業を50分間集中することができない子供が内容を理解できるでしょうか。

 

教科書は「普通」とされていることができない子供にとってかなり負担のかかる学習教材であるということが分かります。

 

決められた「普通」さえ誰かが決めたルールというだけなので、そのルールに全員が適するわけではありません。

 

「字を読むことが不得意な子供のために感じにルビが打たれた学習教材」なら、漢字が読めない子供でも勉強をすることができます。

 

適切に学習支援を提供することで不得意を補って適切に勉強をすることができるのです。それは甘えでもなんでもなく適切な支援なのです。

 

教科別・おすすめの学習支援教材

それでは教科ごとにおすすめの学習支援教材についてまずざっと紹介します。

特定の教科のみ調べたい方は読み飛ばしていただいても大丈夫です!

 

  • 国語

    • あわせ漢字ビンゴゲーム
    • 漢字の間違い探しクイズ
    • 画の十兵衛
    • 漢字九九カード
    • ねじれるおとどれだ?
    • リーディングルーラー
    • 漢字なりたちブック
    • きくきくドリル
    • プニュグリップ
    • YAHOO!JAPANきっず
  • 算数・数学

    • 巨大な数字カード
    • 特別支援の算数教材
    • algo
    • ドラえもんの算数おもしろ攻略 式とグラフがわかる
    • 「そろばん」は数量理解に便利
  • 英語

    • ABC英語れんしゅうちょう
    • 英語フラッシュカード
    • 英語の森 英語練習ゲーム
    • VOCA-PEN
    • オンライン英会話サービス

 

では一つずつ、順番に解説していきますね。

国語

それでは最初に国語の学習支援教材を紹介していきます。

 

あわせ漢字ビンゴゲーム

あわせ漢字ビンゴゲームは、漢字の編と作りがバラけたカードを合体させて一つの漢字を作ることができる学習支援教材です。漢字が覚えられないといった学習的課題を持つ子どもが、楽しみながら漢字の編と作りの構造を理解していくことができます。

 

漢字の間違い探しクイズ

漢字のまちがい探しは、自宅でオリジナルで作れる学習支援教材です。1つの漢字に対して正解の漢字1つと細部が間違えた漢字2つを用意して正解の漢字を子供が探せるようになっています。このようにクイズ形式にすることで漢字が覚えられない子供でも楽しく正しい漢字を覚えていくことができます。

 

画の十兵衛

画の十兵衛は、シートの上に一画ずつのパーツを置いて漢字を完成させる漢字パズルです。パズル形式で漢字を自分でイメージしながら作っていくので、漢字を覚えられない子供でも楽しく頭に定着しやすいのが特徴です。また一角ずつパーツを配置していくため「忘れやすい画」などもしっかりと覚えることができます。

 

漢字九九カード

漢字九九カードは、例えば「ルが、手で、葉食う」といったような漢字のパーツと完成形を語呂合わせで覚えることができるフレーズがたくさん載っている書籍です。

読み物として単純におもしろいので学習意欲が低い子供や、漢字学習が嫌いな子供でも継続的に学習していくことができます。

 

ねじれるおとどれだ?

ねじれるおとどれだ?は、「きゃ」「ちゃ」「しょ」「きゅ」などといった特殊音節と呼ばれる発音理解が苦手な子供におすすめの教材です。

例えば「きゃべつ」のイラストと合わせて「き◯べつ」と書かれており、何の文字が入るのかという問題が記載されています。

この学習支援教材を使用すれば特殊音節の理解が苦手な子供でもスムーズに理解を進めることが可能です。

 

リーディングルーラー

リーディングルーラーは、赤・青・赤の3色に分かれた縦長の下敷きのようなシートで、国語の教科書の上に載せれば自分の読んでいる文字列が分かりやすいという読字支援教材です。

読字障害の子供は教科書を読んでいる時に、行が変わると読んでいるところが分からなくなったり、行を飛ばしてしまったりする傾向があります。

そのようなことを避け、読んでいる文だけに注目をするためにリーディングルーラーが有効です。

 

漢字なりたちブック

漢字なりたちブックは漢字に隠されたなりたちや歴史、

元々の意味などをイラストを交えて小学生にでも読める簡易さで書かれた書籍です。

漢字を覚えることに困難な子供は暗記のように記号として覚えるのが苦手という場合もあります。

そのような際にはストーリーを交えることでスムーズに漢字を覚えることができるようになる可能性があります。

 

きくきくドリル

音声認識(聴覚的短期記憶)が苦手な子供に有効なのはきくきくドリルという学習支援教材です。

専用スマホアプリをダウンロードして簡単なリスニング問題を受けることができます。

イラストがたくさん使われており、指さしなどでもできる問題集なので気構えずに学習を進めることができます。

 

プニュグリップ

実は書字障害の原因として鉛筆の持ち方や筆を持つ力の弱さが関係している場合も。

そのような場合にはこのプニュグリップのような「持ち方矯正器具」で改善できる場合もあります。

 

YAHOO!JAPANきっず

国語以外にももちろんありますが「YAHOO!JAPANきっず」の学習ビデオはNHKが製作しており楽しく学ぶことができます。

小学1〜6年生までの中身になりますが、それ以上の学年でも復習にもぴったりなのでオススメです。

 

 

算数・数学

次に算数・数学の学習支援教材を見ていきましょう。

 

巨大な数字カード

これは自作で作れる学習支援教材です。

視覚から数字の形を捉えることができないという子供には大きく数字を書いたカードを用いてあげることで、正確に捉えられる場合があります。

大きな数字からトレーニングを始め、少しずつ数字を小さくしていくことで数字の形を通常の大きさでも捉えられることを目指します。

 

特別支援の算数教材

「10」や「100」といった数のまとまりが理解できない子供にぴったりなのが特別支援の算数教材という学習支援教材です。イラストなどを交えながら数のまとまりが理解できる教材となっています。

 

algo

数の大きさを比べたり、数字を順番通りに並べることが苦手な子供にはalgoがオススメです。algoは2人でカードゲームのように遊ぶことができます。一定の法則で並べた数字カードの法則を意識しながら数字を当てていくゲームで、意識しないままに頭の中で引き算・掛け算・足し算を行なったり、数字の順番を意識することができます。このalgoを使ったトレーニングで頭の中で計算をすることができる力や数の大小を理解する力を身につける頃ができます。

 

ドラえもんの算数おもしろ攻略 式とグラフがわかる

ドラえもんが登場する漫画で、数式やグラフの理解を進めていくことができる学習漫画です。学習意欲が低い子供や集中力が持たない子供、他にも基礎から算数を学びたい子供に適した学習支援教材です。

 

「そろばん」は数量理解に便利

おなじみの「そろばん」は、数の量を理解することが苦手な子供におすすめの学習支援教材になります。例えば10玉そろばんを使用することで「何と何を足せば10になるのか」ということを視覚的に理解することができます。10をクリアすれば20、30と数量感覚を鍛えるのにはそろばんはおすすめですよ。

 

英語

最後に英語の学習支援教材を紹介していきます。

 

ABC英語れんしゅうちょう

ABC英語れんしゅうちょうは、アルファベットを覚えることが苦手な子供にぴったりの学習支援教材です。イラストとともにアルファベットの覚え方フレーズが紹介されており、「b」と「d」といったように形の似たアルファベットも区切って覚えることができます。視覚にはイラストが、聴覚にはリズム感のあるフレーズが効果的な学習教材のため、視覚・聴覚を使ってアルファベットをスムーズに学習できます。

 

英語フラッシュカード

英語フラッシュカードもABC英語れんしゅうちょうと同じくアルファベットを覚えるのが苦手な子供の学習サポートに有効な教材です。英語フラッシュカードとは、「アルファベット」「イラスト」「アルファベットから始まる英単語」が1セットになって描かれているカードのことで、アルファベット1つに対して1枚を用意します。このカードを利用することによってアルファベット単体ではなく、イラストや英単語とともに英語を学ぶことができるので、暗記が苦手な子供にもおすすめです。商品として販売されているフラッシュカードもありますが、パソコンから印刷をして自作できるサイトもあります。

 

英語の森 英語練習ゲーム

英語の森はパソコンを使って英語への理解を深めることができる学習用ゲームです。アニメーションを見ながら大文字と小文字を組み合わせたり、アルファベットや英単語の発音を覚えたり、英語特有の音の消失(knockは「k」の発音が消失する)などを理解していくことができます。英語に対して教科書学習だけでは理解ができないという場合でも、英語の森を使用することで楽しく学ぶことができますよ。

 

VOCA-PEN

VOCA-PENは、付属のシールに録音した声や音楽などを登録しておき、VOCA-PENでそのシールをタッチすると録音しておいた音声が再生されるというツールです。苦手な英単語や英文などをカードなどにしておき、その上からシールを貼ることで何度でも正しい発音が確認できます。ペンでタッチするというシステムが新しく、聞き慣れた人の声などを録音することができるため、子供に親しみやすく安心して勉強を進めることができます。

 

オンライン英会話サービス

オンライン英会話サービスには学生・キッズ向けで日本人が丁寧に楽しく英語を教えてくれるサービスがあります。英会話スクールでは高額になったり、通うスクールが近くになかったりと色々な障壁がありますがオンライン英会話サービスなら自宅にいる状態で英会話レッスンを受けることができます。子供向けに楽しく色々な工夫を用いてマンツーマンでレッスンをしてくれるため、学校の授業についていけずに学習意欲が低い生徒でもしっかりと英語学習を進めることができますよ。

 

最後に…"みんなと違う方法を選ぶ事でみんなと同じかそれ以上にもできる"

この記事の最初にも書きましたが、「普通」という定義はたくさんの人々の平均値でしかありません。

そのため「普通と違う」ということが、間違っているというわけではないのです。

 

みんなと違う方法を選ぶことで、みんなと同じかそれ以上の学力を身に付けるということができるはずです。

お子様に合った学習支援教材を探してあげることで、不得意を埋め、得意を伸ばしていきましょう。

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