デジタル教材

中学生の英語力UPにデジタル教材ってどう?英語塾講師が解説!

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「宿題はちゃんとこなしているようなのにテストの成績が伸びない。」

「英語の授業についていけず嫌いになってしまわないか不安…。」

お子さまを見ていて、そんな風に悩む方も多いのではないでしょうか。

私自身1年間の海外留学経験、NYでのインターン経験などを経て、中高生の英語塾講師を3年ほど担当しました。

その間、塾の生徒の保護者様や子供を持つ友人から、そういった相談を受ける事は非常に多かったです。

やはり日本は身近に英語が話せる人がいない方も多く、子供への指導方法を相談できる環境も少ないのです。

そしてそういった相談で必ず聞かれるのが、「Eラーニングの英会話ってどう?」という質問です。

実は私自身、現在もビジネス向けオンライン英語学習を継続中している身なんです。

今回はそんな私が、英語が苦手な中学生に向けてデジタル教材での学習とは実際どんなものなのか、本音で詳しく紹介していきます。

中学校で学ぶ英語授業の内容

お子さまの中学校で、"どんな風に英語の授業が進んでいるのか、今時の事情が実はよくわからない"という保護者の方がほとんどではないでしょうか。

というわけでまずは、中学校での英語の授業がどんなものかを説明したいと思います。

2018年度より小学校5年生から英語の授業が行われるようになりましたが、中学校での授業内容にはその変化はあまりありません。

おそらくこの文章を読まれているのが親御様であれば、ご自身の記憶とほぼ変わらないと思われます。

まずはアルファベットの書き方から簡単な単語、自己紹介などから入ります。

最初のうちはカードゲームのように単語を覚える学校も多く、英語を楽しいと感じるお子様が多いです。

やがて徐々に、文章(疑問文や命令文)や時制(過去形、未来形など)が複雑になっていきます。

後半になると文法も難しくなり、カードゲームのようにはいきません。

発音や単語の問題よりも、複雑な文章のライティングのテストも増えます。

そのため、楽しかった授業が「難しい」「わからない」といった理由で、英語が苦手になるお子様がかなり多いです。

英語の成績を上げる為に必要な要素

英語の成績を上げる為に必要な要素は、【英語が楽しい】と思える環境づくりをサポートしてあげることです。

ただ単純に「テストの成績を上げたい」「英検に合格させたい」といった目的であれば、実は比較的簡単に点数を上げられます。

その理由は、試験の範囲はある程度決まっており、一時的に暗記ゲームのように穴埋めに当てはまる形を覚えれば済むからです。

"一見英語の成績が成績がよくても、穴埋め以外のライティングで全く手が進まない子"は、このパターンであることがほとんどです。

中学校のテストは

  • 単語の問題
  • 穴埋め
  • 長文読解
  • ライティング

という4つの構成であることが多いです。

英語が苦手なお子様は、【英語が嫌い】という気持ちが先行しすぎて、まず基礎の単語を覚えていません。

単語がわからないので1問目からつまずき、その後の穴埋めでも穴埋め前後の単語の意味が分かりません。

そして、長文はもちろん単語の集まりですから読めない、ライティングも単語が出てこないので書けないという負のループになってしまいます。

そのため、英語の成績が全く上がらないというお子様はまず、【英語が嫌い】という意識をなくすことが最優先です。

なるべく早い段階でカードゲームをやっていた時と同じように"楽しんで単語や文法を学べるようなサポート"が大切になります。

塾の英語授業で指導していた内容と生徒の反応

英語が苦手な生徒さんには、塾でも徹底的に「できる・わかる」という体験を積むことを重視していました。

中学生のお子さまは特に

  • できる=得意="好き"
  • できない=苦手="嫌い"

と思い込みやすい部分があります。

わからないからテストの成績が悪く、怒られるから余計にやりたくない…というマイナスな方向にいかないためにも、わかるようにサポートすることが塾講師の役目です。

実際に塾に通われている方はご存知かもしれませんが、入塾の際には学校でのテスト成績を提出したり入塾テストを受けたりすることが多いと思います。

これは単に苦手を把握するだけではなく、遡ってどこからつまずいているのか、反対にどこが得意なのかを見るためです。

日本語でも、「私は○○です」という文章が書けないのに「あなたは○○ですか?」のような応用の範囲に進むことはできませんよね。

英語も同じく、単純に問題ができないのではなく、その前の段階で分かっていないからその問題が解けないことが多くあります。

生徒さんの「できる・わかる」を引き出しながら進められるよう、塾では段階を踏んで、ときには宿題という形で前に戻って学習をしていきます。

実際に英語の成績があがった実例

以前担当した生徒さんの中には、質問が苦手で先生に聞けず、わからないことがそのままになっている生徒さんがいました。

そのため、授業のたびにやっていた事があります。

それは、宿題のチェックです。

その中からバツがついているものをピックアップし、少し文章を変えてテストするようサポートしました。

当然わからないことがでてくるので、その度に

「惜しい!ここまでは完璧だけど、ここはこういう風に訳していくんだよ」

「単語の意味は正解だけど熟語だから意味が変わるんだよ」

と説明していました。

そうすることで質問できずわからないままだった生徒さんも「わかる!」を体験することができ、英語の苦手意識を克服して、無事希望の高校に合格されました。

これは個別指導でかなりみっちりと向き合えるカリキュラムの塾だったから出来た事とも言えます。

大型の学習塾ではなかなかここまで一人ひとりに対して向き合うのは難しかったでしょう。

さて、塾でどのような授業をやっているのか、そしてその効果がわかった所で、次にデジタル教材について触れていきましょう。

デジタル教材・オンライン教材で学べる事

ここでは、メリットとデメリットを、それぞれ詳しく解説していきたいと思います。

メリットは?

デジタル教材で学ぶメリットとしては主に

  1. 一人ひとりにあったスピードでの学習
  2. わからない範囲を自動で分析してくれる
  3. ネイティブの発音で学べること

この3つがあげられます。

では一つずつ詳しく説明していきますね。

1,一人ひとりにあったスピードでの学習

塾での学習はどうしても、「1年間にこれだけすすめなければならない」といった学習指導要領が決められています。

そのため、集団塾ではとくに[学校の授業と同じ事をもう一度聞く]というような形式になりかねません。

個別塾であれば、もちろん講師がつきっきりで教えるので、ある程度はスピード感を調整することができます。

しかし、授業のコマ数は限られているので、週に1時間程度の復習で全てを教えることはできません。

デジタル教材であれば、自分がやろうと思ったタイミングでいつでもどこでも学習することができます。

また、わからない問題があれば何度でも繰り返し同じ授業を聞くことが可能です。

塾ではそれはできませんよね。

もちろん、その反対に得意な範囲の授業はスキップすることもできます。

先ほどの話にでてきた、質問するのが苦手なお子様でも、聞き逃した所をさかのぼって、繰り返し授業を受けられれば理解できることも多いです。

これはデジタル教材の強みだといえますね。

2,わからない範囲を自動で分析してくれる

私たち講師も、生徒さんの苦手をなくし、得意にできるようテスト成績などを見て対策を練りますが、もちろん完ぺきではありません。

また、苦手そうな範囲を宿題で出しても、ほとんど正解で提出していて、「できるようになったんだ!」と思っていたら、家で答えを写していた…なんてこともあります。

講師もそこまでを察知することはできません。

デジタル教材での学習は

  • 授業を聞く→
  • 問題を解く→
  • 解説を見る→
  • 必要に応じて不正解の問題を再度解きなおす

というのがワンセットになっています。

問題を解くときもキャラクターが話しかけてくれたり、不正解でも怒られたりすることはありません。

わからない範囲を瞬時に自動で分析し、できるようになるまで楽しく問題を解くける仕掛けはデジタル教材ならではです。

3,ネイティブの発音で学べる

最後におすすめするポイントはネイティブの発音で学べることです。

テストの成績にはあまり関係ないように感じるかもしれませんが、発音記号やアクセントがテストに出ることも多いです。

何より、英語を楽しいと感じられる一番の方法は"外国の方と話せた"という自信や、"洋楽の歌詞がわかる"などの身近なことが多いと思います。

塾講師はどんなに留学経験があって話すことができても、ネイティブの発音であることは少ないです。

日本語でも関西弁や東北弁より、ニュースキャスターの標準語の方が聞き取りやすいですよね。

英語も同じく、まずは知らなかった単語や文章を、聞き取りやすいネイティブの発音で聞けるのはメリットだと言えます。

では反対に、デジタル教材の英語学習に足りない部分をあげていきます。

デメリットは?

  1. ライティング力がつかない
  2. 強制力が無い

一つずつ解説していきます!

1.ライティング力がつかない

一般的なデジタル教材での英語学習の一つには「ライティング力がつかない」というものがあげられます。

[紙とペンでびっしり文字を書いて学習する]今の中学校の一般的なスタイルとは、かなり違う学習スタイルになることは間違いないでしょう。

しかし、今のお子さまの世代はデジタルネイティブと呼ばれているほど。

実際に「デジタルでの学習方法がだめだ」とも言い切れませんね。

今の生徒さんたちはYouTubeなどの影響もあり、紙媒体より動画や画面上での動作の方が楽に感じる子も多いようです。

2.強制力が無い

どんなデジタル教材に置言えることですが、私自身としては、「教材からなにか働きかけてくれることはない」というのが一番のデメリットだと思います。

塾のように行けば講師が叱咤激励して勉強させてくれるわけではありません。

宿題をさぼっても何も言われませんし、反対に体調が悪い日に無理していても心配してくれることはありません。

受け身の体制では身につかない、というのは学習の基礎でもあります。

しかし、まだその習慣がないお子様にとって教材から働きかけてくれないことはデメリットになるでしょう。

中学生の英語の勉強でデジタル教材はおすすめできる?

私の意見としては、デメリットを踏まえても、中学生の英語の勉強に、デジタル教材はおすすめだと言えます。

勉強嫌いなお子様は、まず楽しいと思える環境づくりが大切だというのは上でお伝えした通りです。

塾講師によっても教え方は様々なので、厳しく伝えて泣きながらでも絶対に成績を上げさせる!というような熱血な講師もいます。

ハングリー精神旺盛な生徒さんからは人気者だったりしますが、合わない子は怒られるかと塾に行くのが嫌になり、そのまま勉強嫌いになってしまいます。

デジタル教材ではそんな風に環境に左右されることなく、自分のペースで学習を進めることができます。

さらに、お子様の苦手分野の分析を自動でしてくれ、繰り返し楽しく学べる環境が整うのはデジタル教材ならではのメリットです。

もちろん、自分でやる気を出して学ばなければいけないというデメリットはありますが、最近のデジタル教材の中には個別に講師が適宜指導してくれる教材もあります。

実際に隣で指導してもらうのと比べれば親近感はないかも知れませんが、親御さんからしても困ったときにプロのアドバイスが受けられるというのは安心できるのではないでしょうか。

何より英語学習はお子様が楽しく継続して勉強できる環境であることが一番です。

デジタル教材の無料体験ができるものもたくさんあるので、まずは色々試してみてください。

その上で、お子様にあった方法で楽しく学習を続けていきましょう!

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