勉強法

大学受験の英語勉強方法は?コツを4つの軸で塾講師が解説!

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英語は、大学受験における要と言えます。

「英語を制す者は受験を制す」と言われるほど重要な科目ですが、どのように勉強したら良いか、悩んでいらっしゃる方は多いかと思います。

この記事では某個別指導塾で大学受験英語の指導経験を持つ筆者が、大学受験英語に悩んでいる受験生に向けて英語の勉強法や計画の立て方についてご紹介致します。

はじめに

最初に申し上げておきますが、この記事でご紹介するのは英語に対する合理的な勉強方法であって、巷でたまに見かけるような「○○日でセンター○○点アップ!」という魔法ではありません!

英語も他の教科と同様に毎日の積み重ねが大切です。

しっかりと時間をかけつつ、質の高い勉強を続けることが大切です。

この記事では、その過程において何に着目すべきか、どのように進めるべきかといったことに言及しますので、あくまでも皆さんの努力と積み重ねが必要なことを忘れないでください。

 

計画を立てて勉強しよう

英語の力を養うためには計画的に取り組むことが大切です。

計画を立てる際には「長期→中期→短期」の順に目標を立て、日々の学習の進捗状況を把握する必要があります。

また、英語に関しては

  1. 英単語/熟語
  2. 英文法
  3. 英文解釈
  4. 長文読解

の4つを軸にして計画を立てると、より効率的に学習を進めることができます。

次の項で順にご説明します。

大学受験英語を勉強するための4つの軸

英語は大きく分けて以下の4つに分けた勉強が必要です。
(それぞれで目標例と勉強時間の使い方、筆者が使ったことがある問題集や参考書などを提示する。)

  1. 英単語/熟語
  2. 英文法
  3. 英文解釈
  4. 長文読解
    計画の仕方や勉強方法についてご紹介します。

1. 英単語/熟語

英単語/熟語は、語学学習者にとっては切っても切り離せないもの。

この後紹介するどの軸を見ても、語彙力(どれだけ言葉を知っているか)は重要な要素となってきます。

計画の立て方

英単語/熟語の学習計画の立て方は非常にシンプルで構いません。
たとえば、

  • 長期目標:1年で2000語暗記する

という長期目標を掲げた場合は、それを達成するために1日あたり何語暗記しなければならないかを割り算で求めていきましょう。
この場合、

  • 中期目標:半年で1000語、1ヶ月で約167語暗記する
  • 短期目標:1週間で約40語、1日で約6語暗記する

という目標を立てることができます。

英単語/熟語に関しては定期的に「チェックテスト」を行う事も大切です。

人は忘れる生き物です。

その日覚えられた単語も数日経てば自然と忘れてしまいます。

これは仕方のないことですので、「忘れたら思い出す」または「忘れる前に復習する」習慣を身につけることが大切です。

チェックテストでは、1週間に1度その週に覚えた単語の復習を行うことが理想です。

チェックテストは単語帳に付録されているものや、自分で一覧を作っておくだけでも良いので、定期的に行えるようにしておきましょう。

自分で作る場合は、毎日その日に覚えた単語を書き残す紙を作っておくと確認の時に役に立つのでおすすめです。

参考書・問題集の例と勉強方法

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使う英単語帳は大学受験対策用であれば何でも構いません。

高校で指定されたものがあればそれを使えば良いですし、既にご自分で持っているものがあればそれを使ってください。

ここでは一例として駿台文庫から出版されているシステム英単語を取り上げています。

掲載されている2021語はまず押さえておくべき単語と言えるでしょう。

もしまだ単語帳をお持ちでない方がいれば、こちらをオススメしますが、学校で他の本が指定されている場合は無理してこちらを買わず、指定されているものを使うようにしましょう。

先ほどチェックテストを行うことが大切だと述べましたが、受験対策に力を入れている高校では、定期的に単語帳のチェックテストを行なっている場合が多いと思います。

そういった機会を利用して英単語暗記の進捗状況を把握することも大切です。

勉強方法ですが英単語暗記に関しては時間の使い方が重要となってきます。

机に向かって勉強するのも良いですが、暗記の場合はスキマ時間を利用してコツコツと取り組むことが効果的です。

また、読むだけでなく音を聞いたり、実際に声に出して読んでみることも大切です。

五感を総動員して暗記するよう努めましょう。

2. 英文法

単語を知っているだけで英語は理解できません。

英語がどのようなルールに基づいて組み上げられているのか。それを理解するためには英文法を勉強しなければなりません。

計画の立て方

大まかな流れとしては、文法書で一通り勉強→問題集で演習という流れで取り組むことがオーソドックスな方法と言えます。

文法書で一通り勉強とは、総合英語Forestに代表されるような参考書を用いて、まずはざっとでも良いので英文法を一通り「知る」という作業をさします。

ここでは完璧に覚えられなかったり、理解ができなくても構いません。

まずは「こういう文法があるんだ」と知ることが大切です。

目安として最大でも1ヶ月程度で読みきれると良いかと思います。

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それが終わったら今度は問題集で英文法を復習する作業です。

問題を解き、わからない文法が登場したら解説を読むだけでなく、先ほど使っていた文法書で該当する事項を探して復習するようにしましょう。

これを何周も行います。 それこそ問題集がボロボロになるまで取り組みましょう。

こちらの計画に関しては、「1日○○問取り組む」というように目標を決めて毎日解くことが理想です。

参考書・問題集の例と勉強方法

英単語と同様に、こちらも学校で指定されたものがある場合はそちらを用いてください。

ない場合は、一例としてNext Stage(ネクステージ)を紹介させていただきたいと思います。

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NextStageは高校で学ぶ英文法を網羅しており、解説も充実しているためオススメです。

問題を解く際は、誤答した問題に印をつけながら進めていくことをお勧めします。

そうすることで、1周、2周…と進むごとに自分の苦手範囲が見つかり、効率的に勉強を進めることができるようになります。

3. 英文解釈

英文解釈とは英語を英語として理解するために必要な練習です。

大学受験で登場するような長文をいちいち頭の中で日本語に訳して解いていたのでは時間が足りません。英語をそのまま理解するためには、英語の構造を理解して読み進める練習をしなければなりません。

例えば「動詞は主語の後にくる」「形容詞は名詞を修飾する」など。

これらは英文解釈において最も基礎的なレベルの話ですが、このような事項を一つずつ理解し、頭に入れた上で英語を理解していく過程が「英文解釈」ということです。

参考書・問題集の例と勉強方法

英文解釈の問題集には様々なレベルに対応したものがありますが、初めて英文解釈に取り組む方には入門英文解釈の技術70をお勧めしています。

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レベル的にはセンター試験の問題が扱われており、入門として取り組むにはちょうど良い問題集と言えます。

70種の解釈テクニックが記載されておりますので、取り組むペースとしては1日1項を目安に取り組んでいただきたいところですが、初めは時間がかかってしまうかもしれませんので、3ヶ月程度でこの1冊が終わるよう計画を立てると良いでしょう。

4. 英語長文

最後は英語長文です。

1~3の「単語/熟語」「英文法」「解釈」を勉強する意味は全てこの長文読解へと繋がります。

参考書・問題集の例と勉強方法

長文の問題集のレベルですが、英語が苦手という方は思い切って高校受験レベル(=中学生レベル)の問題集から取り組んでみましょう!

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東進ブックスから出版されている英語長文レベル別問題集シリーズは、中学レベルから難関大学レベルまで幅広い難易度で出版されています。

このレベル分けに沿って低いものから順番に取り組むことがおすすめですが、一番簡単なレベルである超基礎編はあっという間に解き終えられると思います。

しかし、ここで重要なのは、先ほど解釈の項でも述べた英語を英語のまま理解できているかどうか、ということです。

受験に焦りは禁物です。

まずはできるレベルから始めて、自分の実力を客観的に見ることも重要ですよ。

継続が大切。だけどどうしてもツラい時は…

英語に限らず、勉強は毎日の継続が大切。
だけどどうしても他の教科に時間を割きたいときやツラい日・休みたい日は、「最低ライン」を自分で定めて取り組みましょう。
例)

  • 単語の暗記は最低5分しなければならない
  • 文を5文音読しなければならない
  • 文法問題を10問解かなければならない など

上でご紹介したように、英語だけでもやることはいっぱいあります。

これらすべてに毎日欠かさず取り組んでいると、たまに辛い瞬間が訪れても仕方のないことだと思います。

「英語を勉強しない日を作らない」ことを目標にすれば、そんな時でもちょっと心に余裕を持つことができるでしょう。
受験は長期戦です。

頑張ることは必要ですが、たまには一息ついて、ペースを崩さないよう工夫してみてくださいね。

みなさんが納得できる結果を得られることを祈っています。

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